お笑いコンビ、メイプル超合金のカズレーザー(37)が18日放送のTBS系「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。東京五輪開会式の音楽を担当するチームの一員に任命されたミュージシャンの小山田圭吾(52)が、過去の障害者へのいじめを認めて謝罪した件について言及した。
小山田は小学校から高校時代に障害者のクラスメートに対し、暴行や傷害ととれるいじめをしていたと1996年の音楽雑誌で語っている。開会式の音楽担当が発表されると、ネット上で取り上げられ、批判が沸き起こった。小山田は16日に自身のSNSで「(当時は)非常に未熟だった」「(被害者に)連絡を取れる手段を探し、直接謝罪をしたい」との趣旨のコメントを発表した。
コメントを求められたカズレーザーは、今回の人選について「小山田さんだけを推したわけじゃない。いろんな人をふるいにかけたうえで、小山田さんが最適だった。つまり2位の人もいる。その人と比べて小山田さんに頼まなければならなかった理由を説明すれば済む話なんですよ。『知りませんでした』じゃなく『知っても譲れないんです』っていうことを説明しなければいけない」と、組織委員会による説明を求めた。「5日前なんで、ほぼ演出の内容とかは決まっている。辞任しても、組織としては成立するはずなんです。でも、辞任させることができないということを丸川さんとかが説明すればいいんですよ」と続けた。
20年以上前の記事がこのタイミングで出たことについて問われると、カズレーザーは「再挑戦ができる社会というのが望ましい」としたうえで、「この方のことを結構調べた」と明かした。その中で「昔のいじめことは出てくるんですけど、それ以外の情報、例えばいじめを悔いているので、こういった活動をしていますという情報は見つからなかった」と言い、「再チャレンジは過去のマイナスを埋め合わせる、プラスマイナスゼロにするっていうことを(われわれが)認めること。今、批判と擁護の声だと、批判の声が大きい。(過去の)マイナスの埋め合わせ作業をしてなかったということなんで、これは批判されて当たり前。自業自得の話なんです」と言い切った。
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