1月末にSKE48を卒業した白井琴望(ことの、18)が芸能事務所、スペースクラフト・エージェンシーと契約し、再出発することが8日、分かった。
名古屋が活動拠点のSKEには中学1年だった2015年に加入。昨年8月から受験勉強に専念するため5カ月間休業し、元日に活動を再開。1月31日に卒業した。
取材に応じた白井は卒業理由について「大学で社会に役立つ心理学を勉強したかった。東京で芸能活動をしたい気持ちもありました」と説明。SKEの活動期間中はライブや握手会の本番前まで教科書を持ち込んで勉強し、その甲斐あって東京の有名私大に合格。心理社会学を専攻している。
俳優の渡部豪太(35)や黒谷友香(45)が所属するスペースクラフトを選んだことには「スタッフの皆さんが温かくて、のびのびと活動できるかなと思って」と笑顔。同じSKEで活動し、一足先に卒業した姉の白井友紀乃さん(20)が東京の大学に通っており「寂しくありません」と言い切った。
大学では友達もできた。「SKEでの活動を伏せていたのに、私のインスタグラムの『いいね!』がいつの間にか増えていて。みんな、どこかで知って応援してくれていたんです。うれしかった」と励みになっている。
芸能活動については「女優をやりたいです!」と力を込めたが、「バラエティーやクイズ番組にも興味があります。声が好きって言ってくれるファンも多くて、ラジオのお仕事やアニメ声優もやってみたいな」と夢は大きい。
白井 琴望(しらい・ことの)
2002(平成14)年12月1日生まれ、18歳。愛知県出身。2015年5月の「第2回AKB48グループドラフト会議」でSKE48チームKⅡに第2巡指名され、加入。同7月に研究生として劇場デビューし、同11月に正規メンバーに昇格。15~16年の歌舞台「ぼっこ~いじめの復讐は、倖せになること~」に主演。今年1月に卒業した。身長156センチ、B75W59H79.5。特技は歌、ダンス、書道。趣味は韓国旅行。