東京都は23日、新型コロナウイルスの感染者が新たに619人報告されたと発表した。600人台は5月28日以来で、前週の水曜日だった今月16日より118人多い。直近7日間を平均した1日当たりの人数は422・7人に増加し、前週比は109・9%。50代から90代の男女10人の死亡も確認された。
都の担当者は「主要繁華街で非常に人出がある。人との接触を極力減らしてほしい」と呼び掛けた。
新規感染者のうち、65歳以上の高齢者は27人。感染経路が不明なのは359人だった。入院患者は前日より16人増えて1301人、うち重症者は1人減の44人だった。累計は死者が2213人、感染者が17万375人となった。
都内は21日に緊急事態宣言からまん延防止等重点措置に移行したが、新規感染者数の減少が止まって再び増加の兆しが見られ、再拡大が懸念されている。
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