日本フェンシング協会会長を退任した太田雄貴氏(右)と肘タッチする新会長の武井壮(左)=19日、東京都新宿区(同協会提供) 日本フェンシング協会は19日、東京都内で理事会と総会を開き、新理事体制を承認した。2008年北京五輪男子フルーレ個人銀メダルの太田雄貴会長(35)は任期(4年)満了で退任。新会長には、タレントで元陸上十種競技日本王者の武井壮(48)が就任すると発表した。
武井は「会長という名前の重みをすごく感じている。肩書きをいただいておりますけど、フェンシングを愛する1人として、誰もがフェンシングを知るような世界にできるよう頑張っていきたい」と力を込めた。
太田氏は「武井さんは選手をリスペクトする気持ちが強く、発信力もある。(マイナー競技の)課題を理解し、発展する道筋も持っている唯一無二の方」と選任理由を説明した。
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