日本に敗れ、うつむくセルビアのストイコビッチ監督(中央)=ノエビアスタジアム神戸 サッカーの国際親善試合、キリン・チャレンジカップは11日、ノエビアスタジアム神戸で行われ、日本がセルビアに1―0で競り勝った。後半立ち上がりに右CKを谷口(川崎)がヘディングでそらし、伊東(ゲンク)がゴールを決めた。森保監督は就任後初の欧州勢との対戦で白星を挙げた。
セルビアは先制された後も攻撃のギアが上がらなかった。今回は主力の一部が来日せず、結果よりも若手のプレーに注目していたというストイコビッチ監督は「日本が内容でも上回っていた。コンビネーションやフレッシュさで力を発揮した」と相手をたたえた。
現役時代に活躍したJ1名古屋で、監督としてもリーグ優勝を経験した監督は「今後の活躍を祈る」と縁の深い日本へエールを送り、9月のW杯欧州予選へ向け「それまでにチームを仕上げるのが目標」と母国の飛躍も期した。
ストイコビッチ・セルビア代表監督の話「結果はあまり重視していない。日本は内容で上回っていた。(後半)立ち上がりに失点してしまったことで流れが変わった」
森保一・日本代表監督の話「課題はまだまだあるが、強度が非常に高く、スペースがない中でしっかりと戦うところを表現してくれた。最後まで粘り強く戦ってくれた」
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