男子100メートル平泳ぎ決勝、スタートする佐藤翔馬。59秒76で優勝した=千葉県国際総合水泳場 競泳の東京五輪代表が顔をそろえたジャパン・オープンは3日、千葉県国際総合水泳場で開幕し、100メートル平泳ぎは、男子を佐藤翔馬(東京SC)が59秒76、女子を渡部香生子(JSS)が1分7秒20で制した。専門外のこの種目に挑んだ池江璃花子(ルネサンス)は予選で敗退した。
男子100メートル平泳ぎの佐藤は前半で積極性を欠いて自己記録から0秒58遅れた。決勝で唯一、1分を切って他を寄せ付けなかったが「タイム的には全く納得がいっていない」と表情は硬かった。
4月の日本選手権後に高地合宿を行い、筋力強化で体重を3キロ増やしたが、レースではまだしっくりきていない。「自分の体をどうやって使っていくか考えていきたい」と五輪本番へ微調整を続けていく。
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