東都大学野球春季リーグ第5週第2日(青学大0-2亜大、30日、神宮)亜大が3投手の継投で得点を許さず、勝率を5割に戻した。先発した青山がぴりっとせず、三回から救援した市川が丁寧な投球で4回を2安打に抑え、流れを変えた。
静岡・常葉大橘高出の2年生。今季3試合目の登板でリーグ戦初勝利を飾ったが「バッターが頑張ってくれたので、自分だけの勝利じゃない」と控えめに喜んだ。生田監督は市川の良さを「(速球が)微妙に動き、同じボールがない。独特のくせ球」と評した。