2回 本塁打を放った中日・ビシエド=東京ドーム(撮影・中井誠) (セ・リーグ、巨人-中日、30日、東京D)中日の4番、ビシエドが巨人のエース菅野から先制の3号ソロ本塁打を放った。二回に内角を狙った直球が甘く入ったところを、腕を畳んで強振。無観客でファンのいない左中間にライナーで突き刺し「しっかりとしたスイングで、しっかりと芯で捉えられた」と自賛した。
昨季は菅野に2完封を許して0勝3敗、計25イニングで無得点だった。点を取ったのは2019年9月以来となる。
中日は好投手に対し、1巡目に打者9人全員が2球目までにスイングする積極策に出た。一回に1番高松がいきなり初球を捉えて中前打。好球必打の流れを生み出し、ビシエドも2球目の148キロを逃さなかった。4月28日の阪神戦でも貴重な3ランを放っており、主砲のバットが温まってきた。
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