プロ2勝目を挙げたヤクルト・金久保=横浜スタジアム(撮影・長尾みなみ) (セ・リーグ、DeNA0-4ヤクルト、ヤクルト6勝1分け、30日、横浜) ヤクルトは今季2度目の零封勝利で、連敗を2で止めた。先発の金久保優斗投手(21)が、6回5安打無失点の好投でプロ2勝目。6番に座った新外国人、ドミンゴ・サンタナ外野手(28)=前インディアンス=が六回無死2二塁から、中越えへ2号2ランを放ち、勝利に貢献した。高津臣吾監督(52)は投打のヒーローをたたえた。
◇
--投打がかみ合って連敗ストップ
「金久保がよく投げました。ジャイアンツ戦で投手が打たれてしまったので、バッテリーミーティングでも、なんとかバッテリーでゲームを作って、勝とうというかけ声があった。その後投げた3人もよく投げた。今日は投手がしっかり抑えることができた。いいゲームだった」
--金久保は、終盤も球速が良かった
「カウントが少し不利になることも多いけど、四球を出したかというと、そうでもない。ストレート自体はすごく力があって、狙っているところでも、真っすぐを投げてファウルを取れる投手。古賀とのバッテリーがすごく良かったと思う」
--山田が先制打。好調が続いている
「やっぱり、ムネ(村上)、哲人(山田)の前に走者を置いて、かえしていくのが理想の形。あそこで、長打で2点を取れたし、彼らしい、いいバッティングだった。本当にに集中して打席に立っているように感じました」
--六回にはサンタナが2号2ラン
「あのホームランはたしかに大きかった。あと1、2点取れていたら、打線としては100点に近かった。2死走者無しから、オスナとサンタナの2人で点を取った。すごく価値のあるホームランだったと思います」
--先発が踏ん張ったことがこれから先にも生きてくると思う
「ゲームを引っ張っていくのは先発投手だと思う。リリーフの負担などを考えたら、できるだけ長いイニング、多い球数を投げてもらうのが理想の形」
--金久保にも期待したい
「状態を見ながらになるが、きょうのようなピッチングができれば、ある程度の計算ができる先発投手としてやっていける感じはします」
この記事をシェアする