オリックス・T-岡田外野手(33)が、30日からのソフトバンク戦(京セラ)を前に、ファンへ5試合ぶりの白星を届けることを誓った。
「テレビとかで観てくれていると思うので、画面越しにちょっとでも勇気、元気を与えれるようなプレーをできたらな、と思います」
緊急事態宣言が発令され、対象地域の京セラドームは27日の楽天戦から再び無観客試合に。スタンドからファンの姿が消え、チームも球団44年ぶり、プロ野球タイ記録の3試合連続引き分けに終わっている。
そんな空気を勝利で吹き飛ばす。T-岡田は今季ソフトバンク戦の対戦打率は4割(5打数2安打)。得点圏打率も・467(15打数7安打)、打点はチームトップタイの「13」と勝負強い。
「先を見るのではなく一試合一試合全力で向かっていくことが大事。全員がクタクタになるぐらい集中して、全力を出していくことが大事」。勝利をもぎ取り、お茶の間のファンを喜ばせる。(西垣戸理大)
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