日本ハムは30日、中島卓也内野手、西川遥輝外野手、清水優心捕手がPCR検査の結果、新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表。日本野球機構(NPB)の「感染拡大防止特例2021」に基づき、濃厚接触の可能性がある淺間大基外野手を含めた4選手を出場選手登録から抹消した。
鶴岡慎也捕手、杉谷拳士内野手、 宇佐見真吾捕手、平沼翔太内野手が代替指名選手として登録され、同日の西武5回戦(札幌ドーム)は予定通りに開催する。
球団によれば30日の起床時はいずれの選手も体調不良はなかったが、札幌ドーム到着時の検温で中島は37.0℃、西川は37.8℃あり、清水ものどの痛みを感じ始めたたため札幌市内でPCR検査を実施。3人とも陽性と判定された。現在はチームから隔離し、管轄保健所と連携していく。
いずれの選手も28日、29日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)にベンチ入りし、西川は2試合フル出場、清水は29日に途中出場していた。中島は出場しなかった。この間、球場と宿泊ホテル間の移動を除いて外出していなかったという。
29日の試合後はチーム手配のバスや公共交通機関、自家用車を利用して札幌市内の自宅へ戻り、静養。淺間は清水が運転する車の助手席に同乗し、新千歳空港から自宅へ移動していた。
現時点で3選手以外に体調不良を申し出る選手はいないが、日本ハムはこの日の試合前に1軍の監督・コーチ、選手、チームスタッフ全員に対してPCR検査を実施した。
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