高校野球の春季九州大会(第148回九州大会)は30日、別大興産スタジアムで決勝が行われ、今春の選抜大会に21世紀枠で出場した具志川商(沖縄)が九州国際大付(福岡)に3-1で勝ち、初優勝した。
九州国際大付の楠城監督が悔やんだのは2点を追う六回だ。長打力のある先頭の新川に、甘い球から入ってソロを浴びる。「高めの変化球は絶対に投げてはいけなかったのに。経験不足という問題じゃない」とバッテリーに苦言を呈した。
ただ、捕手の野田ら主力に2年生が多いチームで準優勝という結果には合格点を与える。「夏への課題も見つかったので満足している。勝負は夏」と切り替えた。
この記事をシェアする