アストロズ戦に先発し、7回を無失点で初勝利を挙げたマリナーズ・菊池=ヒューストン(USAトゥデー・ロイター=共同) マリナーズの菊池雄星投手(29)は29日(日本時間30日)、敵地でのアストロズ戦に先発して7回1安打無失点(7三振2四球)で今季初勝利をマーク。相手打線を七回1死までノーヒットに抑える好投で、チームを1-0の勝利に導いた。マリナーズは連敗を4でストップした。
この日の試合前、3年連続で開幕投手を務めたエース左腕・ゴンザレスが左前腕の張りのため10日間の負傷者リスト入り。チームの嫌な流れを、日本人左腕がマウンドで払しょくした。球団公式サイトはこの日、「マリナーズはエースを欠いたが、ユウセイ・キクチが力を発揮した。ゴンザレスが負傷者リスト入りしてから数時間後、菊池はアストロズ打線を七回1死までノーヒットに封じる好投を見せた」と報じた。
サービス監督は「今日の彼(菊池)の闘争心は言葉では言い表せないものだった。私にはそれがとても目に付いた」と高く評価。同サイトも「菊池はヒューストン相手に彼の持つ全ての球種を有効に使った。中でもカッターで多くのストライクと空振りを奪った」とたたえた。
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