3回、阪神・大山に3点本塁打を浴びた中日・福谷=バンテリンドームナゴヤ(撮影・甘利慈) (セ・リーグ、中日-阪神、6回戦、29日、バンテリンD)中日・福谷浩司投手(30)が先発し、6回6安打4失点と崩れた。
「大山くんにやられました…。6イニングは投げることができましたが、最低でも失点をあと1点、少なくしたかったです」
一回2死からマルテに中越え三塁打を浴びると、4番・大山に左前への先制打を許した。三回も1死から二塁打と四球で2人の走者を背負い、再び大山との勝負。カウント1-1から投じた145キロのツーシームを完ぺきに捉えられ、左中間席中段まで運ばれた。四回からの3イニングはわずか1安打と立ち直っただけに、序盤3回で献上した4点が大きく響いた。
前回登板した22日のDeNA戦(横浜)では8回4安打無失点の好投で今季初勝利。勢いのあるなかで今季初の同一カード3連勝を託されたマウンドだったが、悔しい結果となった。
この記事をシェアする