8年連続となる2桁本塁打を放った山田。2戦連発と好調だ (撮影・桐原正道) (セ・リーグ、ヤクルト3-7巨人、5回戦、巨人3勝1敗1分、28日、神宮)ヤクルトの3、4番コンビが「ON」に肩を並べた。「3番・二塁」で出場した山田哲人内野手(28)が三回にバックスクリーンにほうり込み、4番・村上と並ぶリーグトップの10号をマーク。「いい角度で上がってくれましたし、風にも助けてもらい打つことができました」と控えめにうなずいた。
高橋が投じたスライダーを一閃。最近5試合で5発と猛チャージをかけ、2014年から8年連続となる2桁本塁打を4月にして早くもクリアした。1球団の日本選手2人が4月末までに2桁本塁打を達成するのは1964年の巨人・王貞治、長嶋茂雄以来57年ぶり。先発のスアレスが崩れてチームは2連敗を喫したが、「YM砲」の好調ぶりは頼もしい。
高津監督は「スイングの強さ、スピードは出てきた。体の状態が良くなってきたのかなという感じはします」と山田に確かな上昇ムードを感じていた。29日の試合は緊急事態宣言下で延期。30日からのDeNA戦(横浜)で仕切り直す。(横山尚杜)
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