投球する先発のソフトバンク・武田=ペイペイドーム(撮影・村本聡) (パ・リーグ、ソフトバンク-日本ハム、6回戦、29日、ペイペイドーム)ソフトバンク・武田翔太投手(28)が先発登板した。7回無失点という会心の投球を見せ、リリーフ陣にバトンを託した。
二回1死一塁では大田を三ゴロ併殺。三回無死では王柏融に左中間を破られたが「8-6-5」の中継プレーで三塁でアウトに仕留めた。バックにも助けられながら、五回を終えて62球とテンポの良さが光った。
六回も石井、郡と連続三振。中田も遊ゴロに斬ると、その直後の攻撃だ。六回1死から中村晃が右翼席に2号ソロ。待望の先制点をプレゼントしてくれた。そのまま七回もマウンドへ。1死から失策で走者を出したが、浅間を一ゴロ併殺とした。
武田は15日のオリックス戦(ペイペイドーム)で5回3失点ながらも今季初勝利。高卒入団から10年連続勝利を挙げた。2軍戦の登板もはさんで、迎えたこの日。9連戦の3戦目、リリーフ陣の負担も減らす投球で、白星の権利を手に入れた。
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