1回途中でマウンドを降りる西武・伊藤=メットライフドーム(撮影・加藤圭祐) (パ・リーグ、西武-ロッテ、6回戦、29日、メットライフ)西武の先発、4年目の伊藤翔投手(22)が、まさかの大乱調。一回に1死を奪っただけで交代を告げられた。
今季2度目の先発となった伊藤は先頭の荻野に四球を与えると、続くマーティンに右越え先制2ランを被弾。中村奨にはストレートの四球。4番の安田は右飛に抑えたが、右翼フェンス手前まで飛ばされるあわや本塁打という当たりだった。
5番の角中にも四球。この打席に暴投で一走の中村奨の二進を許しており、6番・井上の右前適時打で3点目を与えて一、三塁とされたところで交代を告げられた。
2番手の松本も高部に中前適時打を許したため、伊藤は1/3回2安打、3四球、4失点の内容。わずか32球での降板となり、マウンド上でぼう然とした表情を浮かべていた。
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