オンラインでの新型コロナウイルス対策連絡会議で発言するJリーグの村井満チェアマン=19日 Jリーグは19日、臨時の実行委員会と理事会をオンラインで開き、試合の1週間以内にクラブ内で新型コロナウイルスの陽性者が出た場合や、陽性が疑われる状況でキックオフ3時間半前までに確定診断が出ない場合などに、試合会場で抗原検査を行うことを決めた。各クラブに検査キットが配布され、20日の公式戦から導入される。
6日の実行委員会では、会場での検査は陽性者と判定保留者が計3人以上いる場合などに限る方向でまとまったが、全国的に感染状況が悪化していることもあり、要件を引き下げた。村井満チェアマンは「変異株を中心とした感染力の強さを感じている。そこに対応すべく、新たな検査態勢を備えていきたい」と説明した。