ブルージェイズ戦に出場したエンゼルスの大谷翔平投手は五回先頭で中堅左にメジャー通算50本塁打となる今季3号ソロを放った(撮影・山田結軌)
ギャラリーページで見るエンゼルスの大谷翔平投手(26)が9日(日本時間10日)、フロリダ州ダンイーデンでのブルージェイズ戦後のオンライン会見で新型コロナウイルスのワクチン接種を開幕の4日1日(同2日)の前に済ませ、その後、体調を崩していたことを明かした。
米メディアから「開幕して最初の2、3試合は、オープン戦のときのようなスイングではなかったが、リズムが戻ってきたか」と問われ「(開幕直後は)体調もそんなに良くなかったっていうのもありますし(体調も)戻ってきて、だいぶスイングも良いんじゃないかなと思います」と返答した。
さらに「体調がよくないとは」と追加質問されると「ワクチンですね」と苦笑いしながら答えた。大谷は開幕戦のホワイトソックス戦こそ、4打数無安打だったが、2日(同3日)の試合から3試合連続安打。4日(同5日)には「2番・投手」で投打のリアル二刀流で出場し、2号ソロを放っている。
また、パドレスのダルビッシュ有投手(34)は開幕投手を務めた1日(同2日)の試合後に接種したという。「自分は本当に全く何もなくて、具合が悪くなっている人もいたけど、自分は本当に何もなかった」と体調への悪影響はなかったようだ。
一方でブルージェイズでは左腕投手、ボルッキーが新型コロナウイルスのワクチン接種による副反応で負傷者リスト(IL)入りした。またESPN(電子版)によるとヤンキースの内野手、ウルシェラも同様の症状でIL入りした。
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