来日初本塁打を放ち、笑顔を見せる広島・クロン=マツダスタジアム(撮影・村本聡) (セ・リーグ、広島4-2阪神、2回戦、2勝勝0敗0分、31日、マツダ)
広島が逆転勝ちで今季初の3連勝。お立ち台には6回2失点で今季初登板勝利の床田と決勝の来日1号を放ったクロンが上がった。
--まずは初登板初勝利の床田投手。6回6安打2失点の投球を振り返って
床田「立ち上がりは良かったんですけど、途中から先頭を出していたのですが、何とか野手の方々が助けてくれたなと思います」
--注目のD1位・佐藤輝(近大)との対戦では3打席すべて三振に斬って取った
「すごい良いバッターなので、何とか抑えられるようにと思って頑張りました」
--六回1死でクロンが来日1号。ベンチで見ていてどう思った
「いや、もう、めちゃくちゃうれしかったです」
--プロ入り初となる今季初登板での勝利
「ずっとわかっていたので勝ちたいなと思っていて、勝てて良かったです」
--チーム内では貴重な左投手。目標を教えてください
「左ピッチャーで自分が引っ張っていけるよう頑張っていきたいと思います」
--続いて来日初本塁打のクロン選手。ナイスバッティングですね
「アリガトウゴザイマス」
--六回の本塁打を振り返ってください
「とにかく、初ホームランを広島のファンの前で打てたことが本当に良かったと思います。そしてチームに勝ちが付いたことが何よりだったと思います」
--ものすごい打球だったが、手応えはどうでしたか
「非常に良い感触でした。良いところで良いポイントで打つとバットに当たった感覚がないのですが、そのような良い当たりのホームランでした」
--本塁打後には同僚が大喜びで迎えた。特別だったのでは
「そうですね、チームメートとあの瞬間を祝えたこと、これまでピッチャーが非常に良いピッチングをしていた、この試合でも隣にいる床田が良い投球をしていたので、何とか勝ち越し点を取れて、皆さん、チームメートと勝ちを祝えて良かったです」
--開幕の苦しい時はどんなことを考えて練習に取り組んでいた
「野球というのは難しいスポーツで、なかなかうまくいかない時期の方が多いが、そういう時期に一生懸命練習をして、自分を信じてやっていることを試合で出していくしかない。きょうはそれができたので、これからもチームの勝ちに貢献したいと思っています」
--クロン選手の本塁打はファン待望だった。改めて自己紹介をお願いします
「皆さんの前でこれからもたくさんのホームランが打てればと思います。スタジアムで皆さんとお会いしたいので、これからも足を運んでいただいて、選手としてはこれからもどんどん勝ってチームの勝利に貢献したいと思います」