2月27日に開幕したタレント、間寛平(71)がホストを務める市民マラソン大会「フジパンPresents淀川寛平マラソン2021オンライン」が7日、フィナーレを迎えた。芸人61人を含む1202人が参加し、目標の「みんなで地球一周4万キロ走破」には2万1103キロと届かなかったが、寛平は「こんなに盛り上がるとは思わなかった。100点満点です!!」と手応え。この日はオンライン打ち上げを含めて、8時間の生配信で大会を盛り上げた。
大会終了後には表彰式がオンラインで行われ、2月27日からの9日間で走った距離で、滋賀県草津市の中西たづ子さん(51)が計259・63キロメートルで1位に輝いた。この日はタイムトライアルも行われ、5キロ、10キロ、ハーフ、フルマラソンの男女1位も発表された。各部門の優勝者には、寛平らのサイン入りTシャツが贈られる。
累計走行距離を大きくけん引したのは福祉施設の女性職員だった-。一般参加で最長走行距離1位に輝いたのは、滋賀県草津市の中西さんで、259・63キロメートルをマーク。2月中旬に右足を痛めながらも自分のペースで走り抜き、目標の200キロを大きく上回った。
寛平マラソンは第1回から毎年参加しているという中西さんは「アースマラソンの時、滋賀県の飲食店でうどんを配膳したのが寛平さんとの出会い。そのころは1、2キロしか走れなかったけど、頑張っている姿を見てマラソンを続けようと思いました」とニッコリ。
今回も「9日間という限られた時間の中で、みんなで4万キロを走るのが面白いと思った」と参加。琵琶湖岸や瀬田川沿いを朝起きて仕事前や仕事後に毎日1人で走り、「自分のペースで良く、速く走れなくてもいいのが良かった」とオンラインマラソンの魅力を語った。