■「仕事がない」頃に磨いたトーク術
暇な時期を武器にプライベートで芸人らと飲みに行き、間近でトーク術などを研究。気づいたことは事細かにネタ帳に書き留めた。
デビュー9年目の昨年10月に、グループとして「オレたち応援屋!!We are Oh!&Yeah!!」で映画初主演。「爆発的なブレークはまだない」と謙遜しつつ、「ゆっくりだけど前に進んでいる感じが嫌じゃない。選挙カーぐらいのスピードが僕らのペース」と笑い飛ばす。
昨年の緊急事態宣言中には毎日ひとネタずつものまね動画を撮りため、テレビ局のスタッフに渡した。「ゴゴスマ」レギュラー就任後はスポーツ紙や小学生新聞で幅広い分野を猛勉強している。
滝沢氏と並び、「お兄ちゃんみたい」と慕うKAT-TUNの亀梨和也(35)主催の新年会参加が毎年恒例。レギュラーメンバーのKis-My-Ft2・横尾渉(34)が11年、Snow Manの宮舘涼太(27)が昨年デビューし、「毎年、亀梨くんが成長した姿を見てくれている」と感謝。続けて「今では滝沢くんに仕事で会うと、笑顔で『いやいや、忙しそうで』と言ってくれてうれしい」と喜んだ。
■フット後藤から多くの金言
顔が似ていると評判のお笑いコンビ、フットボールアワーの後藤輝基(46)とは昨年、バラエティーのダブルMCとして初タッグ。デビュー前に知り合って以来、多くの金言をもらってきたが、2年前に届いたメールは宝物。「腐らずに頑張り続けた人間が肩の力抜いたとき、最強かも」と先輩芸人が励ましてくれた言葉は大切に携帯電話に保存している。
芸人顔負けのNGなしアイドルは「おじいちゃんになって『俺、売れたな』と言いながら死にたい」と宣言。まだ芸能人生の「C」あたり。終着の「Z」へ、誰もまねできない河合ならではの道を歩み続ける。
★V6は「理想のグループ」
河合は舞台「Oslo(オスロ)」で主演のV6・坂本昌行(49)と共演中。一人二役に挑戦しており、「本番中に目が合うと『俺、坂本さんと舞台に立ってる…』と思うことがある」と苦笑い。「V6さんはメンバーが変わらないし、ウチと同じで年の差もあるので理想のグループ」と背中を追う。今後は兵庫(6、7日)、福岡(13、14日)、愛知(20、21日)各公演に出演する。