社会人野球のセガサミー(東京)のプロ注目の中川智裕内野手(23)が12日、東京・八王子市のグラウンドで今春初の紅白戦に出場し、3安打1打点の好打撃を見せた。2番・遊撃で最初の打席は左中間への飛球で、2打席目から3打席連続の左前打だった。
「1球目から、積極的に打っていくことを課題にしていて、2、3打席目は、ファーストストライクをとらえられた」
近大時代は、1年後輩の佐藤輝明内野手(阪神1位で入団)と三遊間を組んでいて、大学のリーグ戦通算本塁打は5本。186センチ、82キロの大型遊撃手で社会人1年目の昨年に右中間への本塁打を放つこともできるようになり、ドラフト対象となる2年目に「中川がチームにいると華があって活気が出る」と西田真二監督も飛躍を期待している。
視察した巨人・高田スカウトは、「昨年から見ているが、バットの出方がスムーズになっていると感じた。右打ちの内野手で、これからも見ていくことになる」と評価した。
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