競泳のジャパン・オープンは4日、東京五輪会場の東京アクアティクスセンターで開幕し、100メートル平泳ぎの男子は19歳の佐藤翔馬(東京SC)が59秒67で制し、渡辺一平(トヨタ自動車)が59秒75の2位で続いた。女子は青木玲緒樹(ミズノ)が1分6秒98で1位となった。
男子平泳ぎの100メートルは佐藤がわずか0秒08差で渡辺との激戦を制し、2人とも上々の59秒台をマークした。7日の200メートルでは日本記録の更新にも期待が広がる。
19歳の佐藤は「競った中でしっかり勝てたので良かった。200メートルは勝つことが重要」と血気盛んで、200メートルの日本記録保持者で23歳の渡辺は「佐藤君が日本新を出すなら自分も日本新を出すしか勝つ方法はない。刺激的なレースをしたい」と力を込めた。
この記事をシェアする