関甲新学生野球の白鴎大・中山誠吾内野手(3年)が4日、栃木・小山市の白鴎球場で、今春のリーグ戦の目標を「5本塁打を含む最多安打、首位打者、リーグ優勝」と掲げた。
190センチ、97キロで右投げ左打ち。昨秋の関甲新リーグは三塁手で出て4本塁打で打率・295、10打点。内角に強く中堅から右への本塁打が多く、昨年12月に予定されていた大学日本代表校合宿に招集されていた。昨秋ドラフトで阪神1位指名の佐藤輝(187センチ、94キロ)よりサイズがあって、今季から遊撃にコンバートされるだけに、この日訪れたDeNA・稲嶺スカウトはじめ、各球団が強打の大型内野手としてリストアップしている。
元阪神の藤倉一雅監督は、「先輩の悠輔(2016年ドラフト阪神1位の大山)もショートを守ったことがあるが、中山はそのときより動きもいいし、楽しみ」と話す。
大学のOBの大山、サイズ的に佐藤輝と比較されることも承知しており「打球の伸びとかを見たことがあるけど、プロを目指しているので、負けられないと思ってやっていきたい」と刺激を受けながら目標にしている。
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