阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(21)は31日、沖縄・読谷村内の宿舎での全体ミーティングに参加。近大の先輩、糸井嘉男外野手(39)から学ぶ姿勢を強調した。
「いろいろ、どういうイメージで(バットを)振っているのか聞いてみて、試してみたいなと思います」
グラウンドでの初対面を心待ちにした。同じ右投げ左打ち。体全体を使ってフルスイングをするところなど共通する部分は多いが、糸井はコースによって逆方向に流し打つテクニックも兼ね備えている。「ホームランだけでなく(打)率もあげたい」という佐藤輝にとって最高の手本だ。
キャンプのテーマについて「しっかりとアピールしてやっていきたい」と力を込めた黄金ルーキー。「(糸井にはオフに)一回、お会いはしているので。(宜野座で)しっかり聞ければいいかなと思います」と目を輝かせた。母校の偉大な先輩の打撃論を学び、プロとして成長していく。(三木建次)
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