新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、緊急事態宣言が再発令された東京都と神奈川県で1日、私立中入試が始まった。大学・高校受験に先駆けてシーズンが本格化した中学受験では、各校が会場の消毒などの対策を徹底している。
既に入試をした埼玉県や千葉県の私立中では、飛沫感染を防ぐために机の周囲にアクリル板を設置したり、密回避のために会場数を増やしたりした。保護者が子供に付き添うケースが多いが、今年は控室を設けない中学もある。
首都圏の最難関校として知られる開成中(東京都荒川区)は、感染者と濃厚接触者向けの追試験を設定している。
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