新型コロナウイルス対策でスポーツ関連の入国に対する特例が一時停止となり、J1のFC東京や横浜Mでは一部の外国籍選手やコーチが始動日に間に合わないことが16日、分かった。
「来日のタイミングを調整している。(本来なら)1月下旬には合流してほしかった」とFC東京関係者が話すのは、昨季チーム最多タイの9得点を奪ったFWレアンドロ。4日のルヴァン杯決勝でゴールを奪い、MVPに輝いた後は母国ブラジルに滞在している。在留資格を持つ選手の入国は可能だが、14日間の待機措置の緩和は一時停止となったため、25日の始動日、26日の沖縄キャンプ初日から合流するのは難しくなった。
また、在留資格を持たない新加入の選手やコーチは2月7日まで入国できないため、横浜Mではハッチンソン新ヘッドコーチの合流が7日以降となる見通し。新加入を含む外国籍4選手は1月上旬に来日済みで、ポステコグルー監督もオフを日本で過ごしたため、30日からの沖縄・石垣島キャンプには合流できる。
「(制限が)長引かないでほしい」とはFC東京関係者。日々変化する状況に対応していく。