元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が7日放送のTBS系「ゴゴスマ~GOGO! Smile!~」(月~金曜後1・55)に生出演。同日夕にも発令される緊急事態宣言の飲食店への時短要請について言及した。
1都3県を対象とした緊急事態宣言について、政府の基本的対処方針改定の原案が6日に判明した。飲食店に午後8時までの営業時間短縮を求め、同時刻以降の外出自粛を要請。時短に応じた飲食店に支払う1日当たりの協力金の上限を現行4万円から、6万円に引き上げる方向でも調整する。
飲食店への時短要請について、橋下徹氏は「いろいろ飲食店から話を聞く限りは…」と前置きしたうえで、「僕らは飲食店はやっていないわけですよ。きょうはこれ(番組出演)で仕事やって収入を得ているわけじゃないですか? 僕が飲食店経営者として、家族がいて収入がゼロになるということを突き付けられた時に、僕は黙っているかな?と思ったら、やっぱりああだこうだ法律を調べて『ふざけんじゃない!』と。『法律上は自由じゃねえか!』って。僕は家族のために経営しちゃうと思う」と私見を語った。
続けて「それだったら、補償金ちゃんとくれよ。それさえあれば止めるよと。必ずそうなると思う。こういうこと言うと『煽るな』って怒られちゃうんだけど、煽ることはしませんけど、だからこそ政治行政の方がしっかり止めるだけの金額を出さなきゃいけない。僕らの命を守ってもらうために、一部の業者の人たちが犠牲となっているわけじゃないですか? そこはやっぱり手当をしないと」と訴えかけた。