DeNAが、ヤクルトから戦力外通告を受け自由契約となった風張蓮投手(27)を獲得することが9日、分かった。近日中に発表される。
右腕は東農大北海道オホーツクから2015年ドラフト2位でヤクルトに入団。18年には自己最多の53試合に登板し、チームの3年ぶりのAクラス(2位)入りに貢献した。今季は11試合の登板に終わったが、7日の12球団合同トライアウトでは打者3人を無安打、2奪三振。参加者で最速の149キロをマークした。
DeNAは今季、救援陣がリーグ2位の防御率3・54と奮闘したが、両リーグ最多57試合に登板したパットンが退団。馬力のある救援投手の獲得は急務となっており、通算88試合登板の右腕が補強ポイントに合致した。三浦新体制となったDeNAのブルペンを、風張が支える。
この記事をシェアする