DeNA・桑原将志外野手(27)が9日、横浜スタジアムで契約更改交渉に臨み、野球協約が定める減額制限(1億円以下は25%)に迫る1600ダウンの年俸4900万円でサインした。
「ふがいないシーズンになってしまった。毎年そうですが、打てないとレギュラーはとれない。どうやって打てるかをまたしっかり考えたい」
9年目の今季は開幕1軍入りを果たしたが、打撃面で結果を残せず。徐々に出場機会を減らし、9月7日に2度目の登録抹消となると、そのまま一軍に上がることはなく、出場34試合で自己ワーストの打率・139、5安打、1本塁打、2打点でシーズンを終えた。
打率・284でレギュラーを獲得した2016年から成績は下降線。11月は若手と一緒にフェニックス・リーグに参加し、本職ではない二塁も守った。「出場機会も毎年減ってきて、首脳陣の方がどうしたら僕が出られるかを考えてくださったこと。ただ、僕の中ではやっぱり『内野ではなく外野で勝負したい』と伝えた。外野の守りでは貢献できる自信は持っているので、そこは譲れない部分があった」と熱い思いを語った。
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