契約更改交渉を終え、来季の目標を記した色紙を手にするDeNA・平田(代表撮影)=横浜スタジアム DeNA・平田真吾投手(31)が9日、横浜スタジアムで契約更改交渉に臨み、940万円アップの年俸2200万円でサインした。
「いい評価をしてもらいました。敗戦処理から始まって、最後は勝ち試合でも投げさせてもらって、すごく収穫の多かった1年でした」
昨季はわずか8試合、防御率9・31に終わり崖っぷちに立たされていた右腕が、今季は開幕から1軍フル帯同。貴重な中継ぎの一角に入り、自己最高の43試合に登板し1勝1敗11ホールド、防御率2・84をマークした。
「今までよりもムラがなく、好不調の波を少なくできたことが一番大きかった」
中継ぎとして9月には20試合連続無失点と抜群の安定感を誇ると、10月7日の巨人戦で「ブルペンデー」の先発を託されると、5回3安打2失点、7奪三振の快投。通算130試合目の登板で、プロ初勝利を挙げた。
来季8年目を迎える右腕は「来年は今年以上に活躍したいので、もっとウエートをして、強い体をつくりたい」と意気込んだ。
この記事をシェアする