自らの活躍で番付を上げた翔猿。まさに飛躍の年。この一年を漢字一文字で「翔」と表した 大相撲の西前頭4枚目翔猿(とびざる、28)は2日、出身地の東京・江戸川区の江戸川区役所を訪れ、斉藤猛区長(57)を表敬訪問した。
翔猿は新入幕となった9月の秋場所で千秋楽まで優勝争いに加わり、11勝を挙げて敢闘賞を獲得。さきの11月場所では自己最高位まで番付を上げ、6勝9敗と負け越したものの、優勝した貴景勝に土をつけるなど存在感をみせつけた。「自分のなかではいい経験ができた。これからの相撲人生にとっても財産になるし、自信にもなった」と振り返った。
この一年の思いを色紙に漢字一文字で「翔」と表し、「自分のしこ名と師匠(追手風親方、元幕内大翔山)からいただいた文字。上まで飛んだ感じ」と笑顔を浮かべた。
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