★フリーエージェント(FA)
FAとは、いずれの球団とも選手契約を締結できる権利をもつ選手のことで「国内FA」と海外移籍も可能な「海外FA」がある。FA資格を取得した選手は日本シリーズが終了した日の翌日から土、日、祭日を除く7日間以内に、FAの権利を行使するかどうかを表明する。上記期間を経た翌日に「FA宣言選手」として公示。公示の翌日から旧球団を含め、いずれの球団とも次年度選手契約締結交渉を行うことができる。
◆主な大型契約アラカルト
★松中信彦(2006-12年ソフトバンク) 06年1月に当時日本選手最長の7年契約を結んだ。年俸は3億2000万円から、06-09年の4年間は5億円。10年以降は見直す契約で、10年は4億円、以降は出場機会が減り11、12年は2億円。最終的に7年計28億円だった。
★則本昂大(19-25年楽天) 19年3月上旬に7年契約で合意。7年総額20億円規模とみられ、年俸は2億5000万円から3億円に。新たな契約ではポスティングシステムを利用したメジャー移籍の話し合いの条項がなくなった。
★柳田悠岐(20-26年ソフトバンク) 19年12月に7年契約を結んだ。20年は現状維持の年俸5億7000万円プラス出来高払い。4年間は獲得した出来高が翌年の年俸に加算され、さらに出来高が上乗せされる仕組みで、4年後に残り3年間の契約を見直す。総額は約40億円。
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