結成10周年を迎えたアイドルグループ、NMB48を振り返る連載「NMB48 10年のラップタイム-まだまだやったんで!!」(毎週水曜掲載)の第2回は4期生でチームMのキャプテン、渋谷凪咲(24)。天然キャラで数々のレギュラー番組に出演するが、背中を見てきたOGの山本彩(27)の存在などについて語った。
--グループに入って8年がたつ
「人生の中でアイドルになってからの8年間が一番楽しいですし、みんなが『学生時代に戻りたい』と言うけどその感覚が分からない。今が一番楽しいです。でも細かいことを思い出すとめちゃくちゃ辛かったですね。人と比べられたり、順位を決められたり、もっと頑張らなと。責任感もそれまではなかった」
--グループの責任感は先輩から引き継がれてきた
「(山本)彩さんは分刻みのスケジュールでめちゃくちゃ大変なはずで、仕事でリハも出られないのに、通し稽古をするとなったら誰よりも完璧にやってはった。リハでも力を抜くということもないし、すべて全力。完璧主義者の背中を見て、センターに立つべき人はこうなんだなと思いましたね。彩さんが完璧に覚えてはるから、自分もっとやらなアカンやんと。自分に喝を入れてくれる方が一番近くにいてくださった。彩さんの存在はめちゃくちゃ大きかったです」
--NMBに入るまでは?
「穏やかな人生でした。毎日学校行って、授業受けて、ちゃんとノート取ってるのにクラスで最下位でした」
--おバカキャラと言われるのは?
「でも『自分アホやしなぁ~』と思います。消費税が何%か分からなくて、めっちゃ引かれたことあります」
--チームMのキャプテンになって
「今までは自分がどう目立てるか、バラエティーでも自分がどうしゃべれるかでいっぱいいっぱいだったんですけど、チーム全体のことを考えるようになって、そろえるところと自分の色を出すところの使い分けが大切と学びました。今までの自分はアカンかったな」