トランポリンの全日本選手権最終日は1日、三重県の四日市市総合体育館で行われ、男子の個人決勝は17歳の西岡隆成(キタイスポーツク)が60・490点で初優勝を決めた。
自身の誕生日に最高の結果をつかんだ。1日に17歳となった西岡は、男子決勝で3回宙返りを6本入れた演技構成を決めて初の日本一に。「いい誕生日にできたらなと思って臨んだ。チャレンジした構成だったけど、しっかり演技できた」と破顔した。
大阪・桃山学院高2年で、小学1年から本格的に競技を始めた。男子高校生では2002年の上山容弘以来の優勝。技の難度は世界レベルで、日本体操協会の中田男子強化本部長も「ものすごいスターが出てきた」と絶賛した。