(セ・リーグ、阪神-ヤクルト、21回戦、19日、甲子園)甲子園がどよめた。3番手として七回に登板した阪神・藤浪晋太郎投手(26)が、球団最速&自己最速を更新する162キロをマークした。
1-1の七回からマウンドへ。先頭の中村、続く西浦を空振り三振に斬ると、代打・松本友に対しての2球目だった。うなりをあげて白球がミットにおさまると、バックスクリーンには162キロの表示が。月曜日の予備日に設定されたこの日、有観客となってから最少の3593人の観衆にとどまったが、歴史的瞬間の証人となった虎党からどよめきと大きな歓声が沸き起こった。藤浪は松本友も空振り三振に斬り、圧巻の投球でマウンドを後にした。
これまでの球団最速は161キロ。2017年のドリス、今月11日にスアレス、同月13日に藤浪が計測していた。
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