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【八木裕氏×上田雅昭のチェック対談】集中力欠けてきている阪神・サンズ、1試合ぐらい休ませるのも一つの方法

七回、併殺打に倒れるサンズ。4番の不振が気になる(撮影・甘利慈)
阪神・サンズの最近5試合のアットバット

 (セ・リーグ、阪神0-4DeNA、18回戦、阪神9勝7敗2分、23日、甲子園)まさかの完封負けだった。あれだけ打ちまくっていたサンズはどうしちゃったの? 点を取るチャンスがあったような気がするけど? 失点は防げなかった? 教えて、代打の神様! 阪神OBの八木裕氏(55)=本紙専属評論家=に、虎党を代表して編集委員・上田雅昭が迫った。

 上田 甲子園で連続試合本塁打や~なんて騒いでいたらあっけなく完封負け。気になるのは4番サンズの不振です。

 八木 調子が悪いのは確か。相手の配球が変わってきているとか、攻め方が違っているというのではなく、自身の状態が悪くなって、それにイライラして、集中力も欠けてきている。

 上田 あれだけチャンスに強いといわれてきた打者が、この試合は3三振1併殺打。最近5試合は19打数2安打。本塁打はもう11試合も出ていません。ずっと調子がいい打者なんていないのは分かっていますが。

 八木 24日は試合がないですよね。ゆっくり休んで、リラックスして。周囲もどれだけうまく心のケアをしてあげられるか。本当は1試合ぐらい休むのも一つの方法ではある。ただ、4番打者を外すことはなかなか難しい。ベンチがどう判断するか。


 上田 サンズの不振は理解しますが、最近の打線を見ていたら、完封されるとは思いませんでした。

 八木 勝敗を分けたポイントは1点を追う六回無死一塁からの近本の打席。フルカウントからボール球を振ってしまい三振ゲッツーになってしまった。

 上田 選んでいたら無死一、二塁。続く糸原が送りバントで…。

 八木 そう。二、三塁から、相手内野は後ろに守るから、同点になる確率は高かった。同点なら七回はエドワーズではなく、岩貞が投入できて…。あの1球を見送れるかどうか、でした。1球で流れが変わる野球の難しさ、面白さ。近本には期待するからこそあえて指摘はしたい。

 上田 投手陣も踏ん張っていましたからね。

 八木 守りで指摘するのは六回無死一塁から青柳が佐野に右前打を浴びたシーン。初球内角でボール。2球目もまた内角へうまく打たれた。配球に絶対の正解はないが、違った攻めなら、違った展開になっていた。今、梅野がいない。だからこそ、坂本に頑張ってほしい。そんな気持ちが強い。

 上田 巨人との差はありますが、今が踏ん張りどころですよね。

 八木 その通り。いかに気持ちを切らさずに頑張れるかです。

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