上田 サンズの不振は理解しますが、最近の打線を見ていたら、完封されるとは思いませんでした。
八木 勝敗を分けたポイントは1点を追う六回無死一塁からの近本の打席。フルカウントからボール球を振ってしまい三振ゲッツーになってしまった。
上田 選んでいたら無死一、二塁。続く糸原が送りバントで…。
八木 そう。二、三塁から、相手内野は後ろに守るから、同点になる確率は高かった。同点なら七回はエドワーズではなく、岩貞が投入できて…。あの1球を見送れるかどうか、でした。1球で流れが変わる野球の難しさ、面白さ。近本には期待するからこそあえて指摘はしたい。
上田 投手陣も踏ん張っていましたからね。
八木 守りで指摘するのは六回無死一塁から青柳が佐野に右前打を浴びたシーン。初球内角でボール。2球目もまた内角へうまく打たれた。配球に絶対の正解はないが、違った攻めなら、違った展開になっていた。今、梅野がいない。だからこそ、坂本に頑張ってほしい。そんな気持ちが強い。
上田 巨人との差はありますが、今が踏ん張りどころですよね。
八木 その通り。いかに気持ちを切らさずに頑張れるかです。