新入幕を果たし、番付表を手にする翔猿=31日、埼玉県草加市の追手風部屋(日本相撲協会提供) 日本相撲協会は31日、大相撲秋場所(9月13日初日・両国国技館)の新番付を発表した。新入幕を果たした28歳の翔猿は、埼玉県草加市の追手風部屋からオンラインで会見し、大暴れを期した。175センチ、131キロで軽快な動きが持ち味。「楽しい相撲を見せる。相手を翻弄して速い相撲、トリッキーな相撲を見せたい」と、にこやかに語り、2桁勝利と三賞受賞を目標に掲げた。
日大出身で2017年名古屋場所の新十両から3年を要しての昇進。「やっと力士としてのスタート地点に立った」と感慨に浸った。兄の英乃海(現十両)と史上11組目の兄弟幕内となり「(兄に)幕内へ戻ってもらい、僕も定着をして一緒に幕内で相撲を取りたい」と意欲的だった。
この記事をシェアする