プロボクシングの「ファーストレートPresents A-SIGN BOXING」が31日、東京・新宿フェイスで行われた。メインイベントのウエルター級8回戦は元WBC世界ユース・スーパーライト級王者の坂井祥紀(29)=横浜光=が、日本ウエルター級7位の重田裕紀(29)=ワタナベ=に3-0で判定勝ち。プロ初の日本での試合を白星で飾った。
メキシコで約10年間プロ活動をして、昨年11月に帰国した逆輸入ボクサーは日本デビュー戦で連敗を4で止めた。
「勝ちが欲しかった。うれしいというよりもホッとしている」
1、2回はポイントを奪われたが、3回からピッチを上げ、強いプレスから強打を打ち込んだ。「まずは日本、東洋太平洋のタイトルを。もう一度米国で世界を狙いたい」。日本のリングから再スタートを切った。
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