東京マラソンの主催者は28日、来年3月7日に開催予定の大会について、現状では一般ランナーも参加する形式で実施を検討していることを明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大で今年3月の大会は招待選手らエリートランナーだけで争ったが、2021年大会は「エリートのみの開催は考えていない」との方針を示した。
東京マラソン財団は今年の大会に参加できなかった一般ランナーの出走権を21年大会、22年大会に移行。21年大会は3万8千人を定員とする予定。コロナ禍が収束する見通しは立っておらず、開催時期や規模など具体的な実施内容に関して、担当者は「あらゆる形を検討している。感染の動向などを見て考えていく」としている。
財団は9月上旬に文書決議による理事会を予定している。
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