阪神は25日、19日ぶりの甲子園で中日を迎え、5-1で勝利した。
二回に1点を先制されたが、三回、1死満塁で3番に抜てきされた陽川の中犠飛で同点に追いつき、なおも一、二塁からサンズの右前適時打で勝ち越しに成功した。
サンズは「タイガースファン、オオキニ」と、お立ち台から日本語で虎党に感謝。この日から発売された自身のオリジナルグッズハッピーハンズフェイスタオルに花を添えた。
8回6安打1失点で2勝目を挙げた高橋は「カードの頭を任されている。いい流れを最初にもってこようと思って投げていました」と汗をぬぐった。
守備では四回、遊撃手・木浪がアルモンテの飛球を追って、ダイブ。勢い余って1回転し、動くことができず、担架が用意される場面もあったが、グラブから白球をこぼすことがなかった。
チームは甲子園に戻り、全体練習前からの早出特打などナインは精力的に動いていた。
矢野監督は高橋について「安心してみられた。いつでも完投できるものは持ち合わせている」とにっこり。3番・陽川については「陽川自身も自信にしてもらいたい」とうなずいた。
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