2部カルタヘナとの親善試合で競り合うビリャレアルの久保建(右)=サンペドロデルピナタル(共同)
ギャラリーページで見る 【サンペドロデルピナタル(スペイン)23日(日本時間24日)】スペイン1部ビリャレアルの日本代表MF久保建英(19)は同2部カルタヘナとの親善試合に後半開始からトップ下で出場。移籍後初の実戦で45分間プレーした。チームは3-1で勝利した。
スペイン2年目のスタート。久保は背番号「16」の黄色いユニホームに身を包みピッチに立った。MFイボラやFWアルカセルから「タケ、タケ」と声を掛けられ、身ぶり手ぶりで指示を受けては得意のスペイン語で何度も位置取りを確認。控えめな声でパスを呼び込むなど、新天地に慣れない様子もうかがえた。
現地紙アスは移籍初戦について「控えめなデビュー」と報じ、「才能の片鱗(へんりん)はそれとなくうかがわせたが、彼にはもう少し何かが期待されていた」と評価した。チームは25日に2部テネリフェと28日にはバレンシアと親善試合を行い、9月12日に開幕予定のリーグ戦に備える。
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