インディ500で優勝し、両手を突き上げ喜ぶ佐藤琢磨=23日、インディアナポリス(USA TODAY・ロイター=共同)
ギャラリーページで見る 世界三大レースの一つといわれる米国伝統の自動車レース、第104回インディアナポリス500マイル(インディ500)は23日、米インディアナポリスのインディアナポリス・モータースピードウエーで決勝が行われ、元F1ドライバーの佐藤琢磨(43)=ホンダ=が3年ぶり2度目の優勝を果たした。
佐藤は2010年からインディカー・シリーズに参戦し、17年に日本人初のインディ500制覇。今回は自己最高の3番手発進から順調に上位を走行し、終盤にトップに立った。レースは新型コロナウイルスの影響により無観客で実施された。
インディ500は1911年に第1回が開催され、F1シリーズのモナコ・グランプリ(GP)、耐久レースのルマン24時間と並び世界最高峰と称されている。(共同)
「2度目の優勝なんて、夢にも思っていなかった。この特別なレースで優勝できるなんて、信じられないぐらい幸運に恵まれていた。非常にいい走りができた。言葉が出てこないぐらい、うれしい」
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