デビューから2年3カ月、「仕事ばっかりして突っ走ってきたから、あっという間でした」と回想。「だから3年目、5年目も『あっという間』と言えるのが目標」と夢中で頑張ることは変わらない。
ジャニーズでは嵐が来年から活動休止し、TOKIOは同4月から独立。事務所内でキンプリにかかる期待は大きいが、「SixTONESのCDがめっちゃ売れて『やべーな』とは思うけど(笑)、俺らは俺ら。頑張った結果、応援してくれる方が増えたらいい。メンバーとご飯に行っても仕事の話はあまりせず、韓国のりを頼みまくったりしてずっとふざけてます」とユーモアをまじえながら自然体をアピール。
それでも、「デビューさせてもろたからにはどのグループよりも、という気持ちはある」とキッパリ。キンプリメンバーの平均年齢22・3歳は同事務所のデビュー組最年少で「自転車レースのように先輩たちを追い抜きたい」と意気込んでいる。
俳優業については「個人の仕事では一番大きい。『うちの執事』で悔しい思いをしたけど、自分じゃない誰かを演じる楽しさを見つけた。良いターニングポイントでしたね」としみじみ。
同世代との共演も多く、「僕は負けず嫌いなので(共演した伊藤)健太郎くんや(橋本)環奈ちゃん、(北村)匠海くんや(黒島)結菜は言うたらみんなライバル。経験豊富で焦りますけど、俺ももっと頑張らな!という気持ちになる」と力に変えている。
自転車レースでは空気抵抗を避けるためにチームが縦一列になり、先頭を入れ替えながらゴールを目指す。隊列をキンプリに置き換えると、「先頭は今で言うと紫耀じゃないですか。いろんなところで活躍しているし。でも、やっぱり、風よけになってくれる岸(優太)さんかな。リーダーとしているだけで場が和むし、安心してついていける」と信頼を寄せる。自身の立ち位置については「後ろの方で楽させてもらっています」とおどけつつ、「今は主演作が公開されているので先頭を走りたい」と言い切る。