ベンチのヤクルト・高津監督=神宮球場(撮影・荒木孝雄) (セ・リーグ、ヤクルト3-8中日、10回戦、中日5勝3敗2分、18日、神宮)ヤクルトは、先発の高橋奎二投手(23)が2回5安打4失点(自責点3)と崩れて敗戦。高津臣吾監督(51)は2敗目(1勝)を喫した左腕に厳しい言葉を並べた。
「立ち上がりからボールがどこに行くかわからない感じだったね。火曜日を任せたわけなので、もう少ししっかり投げてほしかったというのが、正直なところですね」
一回は失策も絡んだが4安打を集中され、二回は四球の走者を置いて、福田に左越え2ランを被弾した。試合中に直接助言を送った指揮官は「技術的なところも、準備も、精神的な強さも足りない。しっかり反省して次のマウンドに立ってほしい」と奮起を求めた。
打線も1点差に詰め寄った二回1死二、三塁から山崎と山田哲が連続三振。三回以降はわずか2安打に終わった。この1敗を逆襲の糧とする。(赤尾裕希)
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