2016年8月、リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得した高橋(奥)と松友。松友は現役続行を決意 バドミントン女子ダブルスで2016年リオデジャネイロ五輪金メダリストの松友美佐紀(28)=日本ユニシス=が現役を続行し、混合ダブルスに専念することが18日、分かった。前日17日に「タカマツ」ペアの愛称で親しまれてきたパートナーの高橋礼華(あやか、30)=日本ユニシス=が現役引退の意向を固め、関係者へ報告を済ませていた。
松友は同じ所属の金子祐樹(26)とペアを組む。これまでも国際大会に2人のペアで出場しており、現在の世界ランキングは19位。来夏に延期された東京五輪への出場は今後の国際大会の見通しが不透明なことに加えポイント的にも厳しいが、「やれるだけのことはやってみます」と2024年パリ五輪を目指す意向を周囲に伝えているという。
高橋と松友は、19日にふたりそろって会見する。日本のバドミントン界に多大な影響を与えたふたりが、今後は別々の道で奮闘する。