先発の広島・大瀬良=京セラドーム大阪(撮影・岡田茂) (セ・リーグ、阪神10-2広島、10回戦、阪神5勝4敗1分、15日、京セラ)広島の大瀬良は制球が甘く、5回5失点(自責点4)と踏ん張れずに2敗目。一回1死三塁で、サンズの痛烈な打球が脚に当たり、先制二塁打とされた。打球を受けてもマウンドを譲らなかったが、2死後の二塁で中前に適時打を打ち返されたボーアに三、五回のピンチでも痛打された。
今季黒星はともに5点を失った阪神戦。前日14日のルーキー森下の完封勝利による勢いを生かせなかったエースは「球はいいということはなかったが、粘らないといけなかった。カード頭で新人が頑張っていて、僕の後は若い遠藤。いい形でつなぎたかったが…」と声を落とした。