村上は四回に特大の右越えソロ。孤軍奮闘もチームの勝利にはつながらなかった (撮影・荒木孝雄) (セ・リーグ、DeNA6-2ヤクルト、10回戦、DeNA6勝3敗1分、14日、横浜)ヤクルトは4番・村上宗隆内野手(20)が四回1死で右越えに特大の8号ソロを放つなど、孤軍奮闘したが、今季初の5連敗を喫した。
「ミスショットすることなくしっかりと捉えることができた。良い角度で上がってくれました」
完璧な一発。大貫のフォークボールを捉えた打球は、昨季新設された右翼後方の「ウィング席」に届いた。二回に右翼線二塁打、六回には右前打を放ち、今季4度目の3安打をマークした。
だが、チームは投打がチグハグ。借金3となり、高津監督は「(打線が)うまくつながっていないというのが事実。(村上は状態が)落ちかけていたけど、スイングの強さも戻ってきたように思います。その前にランナーを出すのがいま点を取れる形」と打線全体の奮起を期待した。(赤尾裕希)
この記事をシェアする